四万十市議会 > 2019-09-20 >
09月20日-06号

  • "国民健康保険会計事業勘定決算"(/)
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  1. 四万十市議会 2019-09-20
    09月20日-06号


    取得元: 四万十市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-17
    令和 元年 9月定例会         令和元年9月四万十市議会定例会会議録(第19日)                               令和元年9月20日(金)■議事日程  日程第1 第1号議案から第39号議案        第1号議案 平成30年度四万十市一般会計決算の認定について        第2号議案 平成30年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について        第3号議案 平成30年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について        第4号議案 平成30年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について        第5号議案 平成30年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について        第6号議案 平成30年度四万十市下水道事業会計決算の認定について        第7号議案 平成30年度四万十市と畜場会計決算の認定について        第8号議案 平成30年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について        第9号議案 平成30年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について        第10号議案 平成30年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について        第11号議案 平成30年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について        第12号議案 平成30年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について        第13号議案 平成30年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について        第14号議案 平成30年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について        第15号議案 平成30年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について        第16号議案 平成30年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について        第17号議案 平成30年度四万十市病院事業会計決算の認定について        第18号議案 令和元年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について        第19号議案 令和元年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について        第20号議案 令和元年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)について        第21号議案 令和元年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計補正予算(第1号)について        第22号議案 令和元年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について        第23号議案 令和元年度四万十市下水道事業会計補正予算(第1号)について        第24号議案 令和元年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)について        第25号議案 令和元年度四万十市鉄道経営助成基金会計補正予算(第1号)について        第26号議案 令和元年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について        第27号議案 令和元年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第1号)について        第28号議案 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例        第29号議案 四万十市消防団員の定数、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例        第30号議案 四万十市立墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例        第31号議案 四万十市印鑑条例の一部を改正する条例        第32号議案 四万十市道路及び附属物占用条例の一部を改正する条例        第33号議案 四万十市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例        第34号議案 四万十市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例        第35号議案 四万十市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例        第36号議案 四万十市過疎地域自立促進計画の一部変更について        第37号議案 工事請負契約について        第38号議案 工事請負契約について        第39号議案 四万十市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例              (各委員長報告、質疑)       修正動議        第30号議案 四万十市立墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対する修正案(上岡 正議員ほか4名)              (議案の上程、提案理由の説明)       陳情1件        陳情第1号 四万十川流域(三里島の宮地区)における大規模太陽光発電の建設を許可しないように求める要望書  日程第2 陳情1件(令和元年6月定例会より継続調査)       所管事項の調査(令和元年6月定例会より継続調査)              (全員協議会)              (討論、採決)■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第2まで出席議員  1番 寺 尾 真 吾     2番 廣 瀬 正 明     3番 山 下 幸 子  4番 上 岡 真 一     5番 川 渕 誠 司     6番 松 浦   伸  7番 酒 井   石     8番 大 西 友 亮     9番 西 尾 祐 佐  10番 垣 内 孝 文     11番 谷 田 道 子     12番 山 崎   司  13番 上 岡   正     14番 平 野   正     15番 安 岡   明  16番 川 村 一 朗     17番 小 出 徳 彦     18番 宮 崎   努  19番 白 木 一 嘉     20番 宮 本 幸 輝欠席議員(なし)出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      田 村 周 治  総務課長     成 子 博 文        地震防災課長   岡 本 寿 明  企画広報課長   田 能 浩 二        財政課長     町 田 義 彦  市民・人権課長  川 崎 一 広        税務課長     原   憲 一  収納対策課長   永 橋 泰 彦        環境生活課長   渡 邊   康  子育て支援課長  西 澤 和 史        健康推進課長   渡 辺 和 博  高齢者支援課長  山 崎 豊 子        観光商工課長   朝比奈 雅 人  農林水産課長   篠 田 幹 彦        まちづくり課長  桑 原 晶 彦  上下水道課長   秋 森   博        会計管理者会計課長                                   福 原 宏 固  市民病院事務局長 池 田 哲 也        福祉事務所長   村 上 真 美  代表監査委員   濱 田 修 一        教育長      徳 弘 純 一  学校教育課長   山 崎 行 伸        生涯学習課長   小 松 富士夫  総合支所長地域企画課長            保健課長兼西土佐診療所事務局長           伊勢脇 敬 三                 村 上 正 彦  産業建設課長   小 谷 哲 司 職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  局長       阿 部 定 佳        局長補佐     上 岡 史 卓  総務係長     桑 原 由 香              午前10時0分 開議 ○議長(宮崎努) おはようございます。これより本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮崎努) 日程第1、「第1号議案」から「第39号議案」及び陳情1件を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、白木一嘉予算決算常任委員長。 ◆予算決算常任委員長(白木一嘉) おはようございます。 それでは、予算決算常任委員長報告を行います。 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案27件について、9月12日、13日及び17日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、「第1号議案、平成30年度四万十市一般会計決算の認定について」は、執行部より課別に、歳出では事業内容・成果及び不用額について、歳入では徴収率及び収納対策を中心に説明を受けました。 委員からは、歳入においては、予算に対し実際の歳入がどれだけあったか、不納欠損の理由と今後の防止策。歳出においては、不用額について原因の確認、また事業が適正に効果的に実施されているか等、様々な方面から質疑を行い、審査しました。 また、補助金の執行状況について、各種団体に対する補助金を抑制すべきとの意見や、他に保育所で借りている駐車場について廃止すべきとの意見が出されました。以上、慎重に審査した結果、適当と認め全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、「第2号議案、平成30年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、平成30年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、平成30年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、平成30年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について」、「第6号議案、平成30年度四万十市下水道事業会計決算の認定について」、「第7号議案、平成30年度四万十市と畜場会計決算の認定について」、「第8号議案、平成30年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第9号議案、平成30年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第10号議案、平成30年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について」、「第11号議案、平成30年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について」、「第12号議案、平成30年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第13号議案、平成30年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」、「第14号議案、平成30年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について」、「第15号議案、平成30年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」及び「第17号議案、平成30年度四万十市病院事業会計決算の認定について」の15の議案について慎重に審査をした結果、適当と認め、全会一致で原案のとおりそれぞれ認定すべきものと決しました。 また、「第16号議案、平成30年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について」は、慎重に審査をした結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定及び可決すべきものと決しました。 次に、「第18号議案、令和元年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について」、「第19号議案、令和元年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」、「第20号議案、令和元年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)について」、「第21号議案、令和元年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計補正予算(第1号)について」、「第22号議案、令和元年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」、「第23号議案、令和元年度四万十市下水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第24号議案、令和元年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)について」、「第25議案、令和元年度四万十市鉄道経営助成基金会計補正予算(第1号)について」、「第26号議案、令和元年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について」及び「第27号議案、令和元年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第1号)について」の10議案の審査については、人事異動による職員給与の見直しのほか、10月からの消費税率引き上げ及び幼児教育・保育の無償化に係るもの、また食肉センター小型ボイラ一新設、地質調査等によるもので、費用の適正さや事業の必要性等、慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおり、ご報告いたします。 ○議長(宮崎努) 以上で予算決算常任委員長報告を終わります。 続いて、山崎 司総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(山崎司) 総務常任委員長報告を行います。 おはようございます。 総務常任委員長報告を行います。 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案6件、所管事項報告1件について、9月18日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、付託を受けました「第28号議案、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例」について総務課から説明を受け、審査を行いました。 これは、本年6月14日に公布された成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律により、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されることがないよう地方公務員法等欠格事項から成年被後見人等が除外されたことに伴い、関係する5つの条例について同法の趣旨に沿った改正を行うものとのことでございます。施行日は令和元年12月14日とのことでございました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第29号議案、四万十市消防団員の定数、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例」について、地震防災課から説明を受け、審査を行いました。 これは、「第28号議案」と同様、消防団員欠格事項から成年被後見人等を除外すると共に、地方公務員法の規定に合わせて条文中の事項を改正するもので、施行日は令和元年12月14日とのことでございます。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第36号議案、四万十市過疎地域自立促進計画の一部変更について」について、地域企画課から説明を受け、審査を行いました。 これは、平成28年度から令和2年度までの西土佐地域における地域振興に資する事業計画で、事業の追加・中止・大幅な事業量の増減等、計画全体に及ぼす影響が大きいものについて議会の議決を求めるものとのことでございます。今回の見直しでは、西土佐中学校校舎等バリアフリー改修工事やお試し住宅の整備等の変更を行ったとのことでございます。 委員から、「5年間の計画になっているが、令和3年度以降の計画は来年度作成するのか。」との質疑があり、執行部から、「現在、総務省で現行の過疎法の期限後の新たな過疎対策について協議されているため、その結果を待って検討することとなる。」との答弁がございました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第37号議案、工事請負契約について」について、財政課から説明を受け、審査を行いました。 これは、「市道口屋内宇和島線屋内大橋支線橋梁補修・補強工事」について、予定価格が1億5,000万円以上の工事請負となることから、議会の議決を求めるもので、指名競争入札を行い、契約金額は1億9,250万円とのことでございます。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第38号議案、工事請負契約について」について、財政課から説明を受け、審査を行いました。 これは、「クリーンセンター西土佐基幹的設備改良工事」について、予定価格が1億5,000万円以上の工事請負となることから、議会の議決を求めるもので、制限付き一般競争入札を行い、契約金額は2億9,920万円とのことでございます。 委員から、「制限付き一般競争入札の内容は。」と質疑があり、執行部から「建設業法に基づく清掃施設工事として専門的な工事に該当し、その資格要件を要すること。また、工事の特殊性等から同様の施工実績を有することなど、必要な入札参加資格について要件を設けて公告し、資格の審査の後、入札を行ったものである。」との答弁がございました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第39号議案、四万十市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例」について、総務課から説明を受け、審査を行いました。 これは、食肉センター臨時職員2名の不祥事を受け、市長の10月分給与を10分の1減額するもので、市長自らの責任の所在を明確にするものとのことでございます。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「四万十川での水難事故について」、地震防災課から報告を受けました。 今年9月に四万十川で3名の方々が水難事故に遭い、お亡くなりになったとのことでございます。これまでも、関係機関で組織する渡川水系水難事故等防止連絡会で「パンフレットの配付」、「親子水難事故防止教室の開催」、「事故防止看板の設置」などを実施してきたが、それに加え、今年は新たに「防災行政無線での注意喚起の放送」、「ライフジャケット無料貸し出し」、「パトロールの強化」等にも取り組んだ。しかしながら、水難事故を完全に防止するまでには至っておらず、残念な結果となってしまったとのことでございます。 今後の対策としては、今回の水難事故を踏まえ、開催される水難事故等防止連絡会の臨時会において、新たな対策について検討していきたいとのことでございました。 以上のとおりご報告をいたします。 ○議長(宮崎努) 以上で総務常任委員長報告を終わります。 続いて、川村一朗産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(川村一朗) 産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案2件について、9月18日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告をいたします。 初めに、「第32号議案、四万十市道路及び附属物占用条例の一部を改正する条例」について、まちづくり課から説明を受け、審査を行いました。 これは、道路占用料徴収業務の適正執行を図るため、督促や延滞金に関する規定を加えると共に、条見出しの追加や道路法施行令の引用規定の号のずれを改めるなど、所要の改正を行うものとのことでございました。 委員からは、これまでは延滞金の規定がなかったのかとの質疑があり、これまでは存在しなかったものであるが、昨年度の申請を確認したところ、延滞金の発生するような事例はなかったとの答弁でした。他にも様々な質疑をし、審査をした結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第33号議案、四万十市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例」について、上下水道課から説明を受け、審査を行いました。 これは、平成30年12月6日に可決された水道法の一部改正では、給水装置工事事業者の指定に更新制度が導入されるため、指定に伴う手数料の規定に更新手数料を加えるものとのことでございました。 委員からは、指定の更新に係る手数料を新規の半額にしている根拠について質疑があり、他市を参考にしたこと及び下水の指定工事店の手数料についても、更新を新規の半額としているためとの答弁がありました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(宮崎努) 以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、垣内孝文教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(垣内孝文) おはようございます。 教育民生常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案4件、陳情1件につきまして、9月18日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告を申し上げます。 まず、「第30号議案、四万十市立墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」について、市民・人権課から説明を受け、審査を行いました。 城北霊園について、未使用区画永代使用料の返還の取り扱いを明確にすると共に、新たな使用許可条件として埋蔵の必要性を加えるなど、市立墓地の有効利用を図るため必要な改正を行うものとのことでございました。永代使用料につきましては、未使用区画を1年以内に返還した場合には全額還付、1年経過後2年以内に返還した場合には半額還付するとのことでございます。 委員からは、「墓地を希望する人は多く、その方々に一刻も早く許可を与えたいということであれば、1年以内の返還にした場合のみ還付するということで十分ではないか」等の意見がありました。「第30号議案」は挙手採決し、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第31号議案、四万十市印鑑条例の一部を改正する条例」について、市民・人権課から説明を受け、審査を行いました。 本年4月17日に公布された「住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令」により、氏に変更があった者の旧氏を住民票やマイナンバーカードヘ記載できるようになったことに伴い、印鑑登録証明書においても、旧氏を記載できるよう必要な改正を行うものとのことでございました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第34号議案、四万十市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について、子育て支援課から説明を受け、審査を行いました。 「特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令」が施行されたことに伴い、同基準を準用して定める本市の条例において、事業所の代替保育の確保や卒園後の連携施設の確保、猶予期間の延長等の規制緩和を行うと共に、本年10月1日から始まる幼児教育・保育の無償化に合わせた副食費の取り扱い等を定めるなど、所要の改正を行うものとのことでございました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第35号議案、四万十市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について、子育て支援課から説明を受け、審査を行いました。 「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令」が施行されたことに伴い、同基準を準用して定める本市の条例において、事業所の連携施設確保義務の免除や自園調理の適用猶予期間の延長等の規制緩和を行うなど、所要の改正を行うものとのことでございました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、陳情受理番号第1号「四万十川流域(三里島の宮地区)における大規模太陽光発電の建設を許可しないように求める要望書」について審査を行いました。 まず、環境生活課から経緯について説明を受けました。 平成28年と30年に太陽光発電建設の届け出と申請があったが、自然景観の保全の基準や工作物の色彩の基準に不適合であったため、四万十市景観計画に基づき勧告した。また、盛り土による水害の恐れがある、パネルが望見される等の理由で、高知県四万十川の保全及び振興に関する基本条例に基づき不許可としていた。今回3回目に提出された届け出と申請は、現在内容を確認中である。地域住民の合意は推奨事項であり、条例に適合した内容ならば、四万十市としては許可せざるを得ないが、業者には地域住民に十分説明するよう強く求めていきたいとのことでございました。 委員からは、「住民の意見を尊重しないと行政は成り立たないのではないか」、「陳情の趣旨に反対の委員は誰ひとりいないが、条例等を制定、判断すべき議員として、条例等に違反することを市長に求めるのは適当であるのか」、「議員は市民の声を尊重するのが仕事である」、「条例等に違反して不許可とし、四万十市が不利益を被った場合の責任は」、「業者は許可がおりたあとに地元に説明するというのは順序がおかしいのではないか」、「行政の判断は法令に基づくべきである」など、様々な意見がありました。慎重に審議を重ねた結果、「陳情の趣旨や住民の皆さんの心情は十分に理解している。委員全員が設置を許可することを望んではいないが、条例等は遵守すべきではないか」として、挙手採決し、賛成多数で趣旨採択すべきものと決しました。 また、市民病院事務局から報告があり、現在、新しく内科医師1名を雇用すべく手続中とのことでございました。 以上のとおりご報告申し上げます。 ○議長(宮崎努) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて各常任委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 ここで、上岡 正議員外4名から、「第30号議案、四万十市立墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」について修正案が提出されております。本修正案を議題といたします。直ちに、修正案の提案理由の説明を求めます。 上岡 正議員。 ◆13番(上岡正) おはようございます。よろしくお願いいたします。 先程も委員長の方から報告がありましたが、四万十市立の墓地の設置及び管理に関する条例の一部をまた修正するものでございます。 私は昨年の12月議会に返還の補正予算が出た訳でございます。そのときも反対いたしました。そういう関係で、今回も私は修正案がおかしい、なぜおかしいのか。条例の本分はどういうことであったかといいますと、永代使用料の45万円返さない、但し市長が認めればその限りではない、こういう条例でございます。全国の自治体がこの条例を使っておる訳ですね。その中で当市の場合、未使用の墓地が返還される場合には、後者の市長が認めればその限りではないということで、全額今までは返しておった訳でございます。昨年の12月、私の指摘の中で、やはり拡大解釈というふうに執行部は理解したんでありましょう。今回、先程委員長が言われたように、1年間は全額返す、2年目は半額にする、こういう条例案が出た訳でございます。私は、1年間については3月31日までは戻す、4月1日になったら戻さんと、このことについては、知らす期間、そういうことがあって1年は已むを得んだろうと。そういうことで1年間はいいんですが、2年目、2分の1にする、そのことについては根拠もない、2分の1にする根拠がない。委員会での私は委員外委員として傍聴もさせてもらいました。そのときに根拠としては1年間の瑕疵担保責任があるんだけど、2年目についてもやはり慎重な扱いをしたということが執行部から説明をされておりました。やはり、条例でしっかり1年ですると市民に知らす期間も十分あるんですね、今議会で決めれば1年半という期間がありますので。私はどうしてもこの問題、先程も委員長報告の中でも早いこと解決して、86区画ありますので、欲しい市民にお譲りしたいと、そういう思いで今回の修正案でございます。どうか議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(宮崎努) 以上で修正案の説明を終わります。 これより修正案に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 質疑なしと認めます。よって、これにて修正案に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2を追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2を追加し、一括議題といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮崎努) お諮りいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、これにより意見調整のため全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。              午前10時30分 休憩              午後3時0分 再開 ○議長(宮崎努) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。 調整済みの議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより「第30号議案、四万十市立墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」に対する修正案について採決を行います。 お諮りいたします。 本修正案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立)
    ○議長(宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 「第18号議案、令和元年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について」、「第19号議案、令和元年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」、「第20号議案、令和元年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)について」、「第21号議案、令和元年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計補正予算(第1号)について」、「第22号議案、令和元年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」、「第23号議案、令和元年度四万十市下水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第24号議案、令和元年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)について」、「第25号議案、令和元年度四万十市鉄道経営助成基金会計補正予算(第1号)について」、「第26号議案、令和元年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について」、「第27号議案、令和元年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第28号議案、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例」、「第29号議案、四万十市消防団員の定数、任免、服務等に関する条例の一部を改正する条例」、「第31号議案、四万十市印鑑条例の一部を改正する条例」、「第32号議案、四万十市道路及び附属物占用条例の一部を改正する条例」、「第33号議案、四万十市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例」、「第34号議案、四万十市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、「第35号議案、四万十市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、「第36号議案、四万十市過疎地域自立促進計画の一部変更について」、「第37号議案、工事請負契約について」、「第38号議案、工事請負契約について」、「第39号議案、四万十市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例」、以上21件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、以上21件の議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第16号議案、平成30年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について」を採決いたします。 案件の委員長報告は認定及び可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり認定及び可決いたしました。 次に、「第1号議案、平成30年度四万十市一般会計決算の認定について」、「第2号議案、平成30年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、平成30年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、平成30年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、平成30年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について」、「第6号議案、平成30年度四万十市下水道事業会計決算の認定について」、「第7号議案、平成30年度四万十市と畜場会計決算の認定について」、「第8号議案、平成30年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第9号議案、平成30年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第10号議案、平成30年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について」、「第11号議案、平成30年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について」、「第12号議案、平成30年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第13号議案、平成30年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」、「第14号議案、平成30年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について」、「第15議案、平成30年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」、「第17号議案、平成30年度四万十市病院事業会計決算の認定について」、以上16件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも認定であります。委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、以上16件の議案は委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、今期定例会で受理いたしました陳情について決定を行います。 教育民生常任委員長報告の「四万十川流域(三里島の宮地区)における大規模太陽光発電の建設を許可しないように求める要望書」については、趣旨採択であります。 今回、採択・不採択・趣旨採択の採決を通常どおりの行い方をしますと、議員それぞれの意思を示すことが困難となるため、全員協議会においてご協議いただき、3つの選択肢から選んでいただくことにいたしました。しかしながら、本陳情については、不採択の立場をとる、またとる可能性のある議員は一人もいないことを全員で確認できたため、趣旨採択と採択の2つについて議会としての結論を示すことといたしました。よって、趣旨採択、採択での討論の後、採決を行うことといたしました。 まず、討論を行います。 先に趣旨採択に賛成の議員。 寺尾真吾議員。 ◆1番(寺尾真吾) では、「四万十川流域(三里島の宮地区)における大規模太陽光発電の建設を許可しないように求める要望書」に対しまして、趣旨採択に賛成し討論します。 私もこのメガソーラーについては、つくってほしくないと考えております。その上で行政は、法令と条例を遵守する中で、この問題に対して慎重に取り組むことが大切です。つまりは、それを阻害する可能性があることは避け、冷静な判断のもとで市民のためになる結論を行政は導き出すことが重要であり、それは市民全ての持続的な生命と財産を守るということに繋がります。ゆえに、この要望書の気持ちに寄り添い、行政は専門家の意見をしっかりと聞きながら、なお一層の慎重な調査を望むことを添えて、趣旨採択に賛成します。 最後に、私は本当に大切なことは、市民と行政が互いに手を取り合い、協力しながらこの問題を解決することだと考えています。 議員各位の賛同を求め、私の討論を終わります。 ○議長(宮崎努) 次に、採択に賛成の議員。 小休にします。              午後3時9分 小休              午後3時10分 正会 ○議長(宮崎努) 正会にいたします。 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 「四万十川流域(三里島の宮地区)における大規模太陽光発電の建設を許可しないように求める要望書」に賛成の立場で討論に参加をいたします。 皆さんもご承知のように、今回大規模太陽光発電所が計画されていますのは、四万十川条例の重点地域回廊地区です。洪水時には何度も浸水してきた場所です。今回の申請では、想定水位より15㎝程高くするとありますが、想定水位を超えた場合には漂流物によって川の水がせかれ、土台ごし破壊されたり、パネル等が流出し、有害物質も流出する可能性があります。この地域には、2016年と2018年にも申請がありましたが、県の四万十川条例に基づき、①水害の恐れ、②景観破壊、③住民の反対を理由に不許可にした経過があります。それ以降にこの地区に何ら変化がないにも関わらず、今回は条例を満たせば申請を許可するしかないと市長は発言しています。県四万十川条例では、四万十川との関わりによる生活・文化及び歴史を資源として生態系と景観の保全により環境を守り、県民・国民の財産として後世に引き継ぐことを目的としています。 本当にこの条例の趣旨を満たすことができるでしょうか。ここ近年の災害の状況は、50年来や観測史上最大という規模の災害が頻発し、想定を超える災害が連続しています。先の千葉県の台風15号につきましても、風速64mと観測史上最大となっています。強風の影響と言われていますが、千葉県市原市のダムの水面を活用した水上メガソーラーのパネルが50枚程燃えました。水位と共に強風に対する対策も必要です。 また、南海トラフ大震災ではここ30年間で70%から80%の確率で発生すると言われています。このような状況の中、本当に私達は今回の申請を受け入れて、四万十川を県民・国民の財産として後世に引き継ぐことができるのでしょうか。県の四万十川条例にもあるように、四万十川は四万十市にとって、観光面でも、産業面でも欠くことのできない貴重な宝・財産であります。日本最後の清流として、日本全国、また海外からも注目を浴びています。その四万十川が有害物質で汚染されたり、太陽光パネルがあちこちに散在したりする状況になったらどうでしょうか、市として成り立つのでしょうか、市民誰もが建設を望んでいません。また、太陽光パネルを見えなくするために、竹を植栽するとしていますけれども、竹が根付くとは思えないと市長も発言されているように、遮蔽のことを始め、洪水時の対応、強風への対応、大震災への対応、有害物質汚染への対応とまだまだ疑問な点があります。なのになぜこの建設を許可しなくてはならないでしょうか、幅広い地域住民が反対し、誰もが望んでいないものをなぜやらせなくてはならないでしょうか、民主主義はどこにあるのでしょうか。 この要望書の内容は2点であります。 1つは、四万十市三里島の宮地区の四万十川沿いに計画されている大規模太陽光発電所の建設を許可しないでください。もう1つは、四万十川の景観や自然環境に影響を与える可能性のある大規模な建造物や造成・工作物については、高知県四万十川条例の理念を忠実に守ると共に、建設許可にはより一層の慎重な運用をお願いしますとあります。高知県四万十川条例の理念を忠実に守る、この四万十川条例を守っていただくようにという要望であります。 基準値についても不安な点があります。それは、想定水位であります。想定水位は、昭和38年8月の台風9号の水位高を基準にしております。国土交通省水害統計等によりますと、四万十市具同での1秒間に流れる水量は、昭和38年の台風では1万3,400t、それに対して昭和10年の台風での水量は1万6,000tと記載をされております。そういった中からも、この数値そのものも疑問に思えてなりません。我々には、今市民に対して、また子や孫に対して責任を持った判断が求められていると思います。議員としての、思想・信条、党派を超えた四万十市の存続に関わる問題だと思っております。 趣旨採択だけでは、四万十川、四万十市を守ることはできません。趣旨採択から一歩踏み込んだ明確な判断が求められていると思います。議員各位の賢明な判断をお願いいたします。 また、市長にも、疑問な点を曖昧にせず、四万十川を、四万十市を子や孫の時代まで守り継ぐという決意で対応していただくように要請して、私の討論を終わります。 ○議長(宮崎努) 次に、趣旨採択に賛成の議員。 小出徳彦議員。 ◆17番(小出徳彦) 今回の要望書につきまして、趣旨採択の賛成の立場から討論させていただきたいと思います。 今回、私も多くの皆様から大変たくさんのご意見をいただきました。私も過去においては、水産漁業に付した立場でもございます。四万十が一番大好きでございます。そんな中で多くの皆様から、今回のメガソーラーについてはいろんな意見をいただいた立場でございます。反対をしてくれ、一緒に阻止をしてくれ、いろんな意見もありました。そしてまた、今回のこの話はどんなんなるの、また私ら反対してどうなるの、いろんな疑問の声もあったのも事実でございます。昨日まで、今回のこの採決の仕方がはっきりとした採決の仕方になるのであれば、私もこの要望書については、賛成の立場でしようかなという気持ちもありました。しかしながら、片方には私個人としても議会の立場として今おる訳でございます。市民の皆様から負託をいただいた立場でございます。多くの皆様の思いや意見を踏襲した中で議員という立場を与えられた訳でございます。 そんな中、我々議会としては、常日頃より条例であるとか、法令に則る中で、今まさに議会活動をしている訳でございます。そんな中、多くの反対の意見の中にも疑問の声もありました。まさに現場でございます三里島の宮地区の皆様の本当の思いというのもなかなか表に出せないということもあるということもお聞きをしております。そんな中で、私達個人の議員が一人ひとりの皆様のそういった声にはっきりとお示しができるのか、そういったことが自分に果たすことができるのか、まだまだ自分にはまだ時間がない。そんな思いもある中で、今回条例、法、そしてまた皆さんの声、これをどうしても考えるには時間が足りない。そういった思いの中ではっきりとしない訳でございますが、意を酌み取った中での趣旨採択という判断をさせていただきました。 後は皆さん、市民の皆様のご判断をいただく訳でございますが、もとより、今回の採決につきましては、議長の采配によりまして否決のない趣旨採択、採択といった2つの選択でございます。議員全員の思いは僕は一つだと思います。その中でまだまだ悩んでいる議員、そしてまたはっきりと決めている議員、これは事実でございます。後は各個人の議員の判断になる訳でございますが、私自身はここで皆様方に趣旨採択を選んだ内容についてお示しをすることで、自分の立場をはっきりと申し上げたいと思います。 以上で私の趣旨採択を選びました討論とさせていただきます。 ○議長(宮崎努) 次に、採択に賛成の議員。 上岡 正議員。 ◆13番(上岡正) 要望書に賛同する、採択をするという立場で討論をさせていただきます。 今回、議長の計らいによって、それぞれを趣旨採択か、陳情の採択か、こういう機会を与えていただいたこと感謝をまずは議長に対して申し上げる次第でございます。 今回、そもそも議員全員は、できればつくらせたくない、しかしながら条例をクリアしとけば許可已むを得ずと、そういう論議から今回の趣旨採択という話が起こった訳でございます。私は今回の申請書は条例を到底クリアしとるとは思わん訳でございます。 なぜなら、2つクリアしてない、完全に。パネルの位置が県道から見えんようになるためには、私1m62㎝ですが、その肩の目線、1m50から見てパネルが見えんなるためには、16mの遮蔽をせないかん。それは木でする、竹でする、そういう計画案でございます。完全に遮蔽ができるか、できないと思います。先程も先輩議員の川村議員のお話がありました。その位置は以前の計画では盛り土をおいて上げる、盛り土は駄目やと、流速がかわる、対岸がおかしなる、いろいろな理由で却下した訳であります。今回はその位置に構造物をつくって、コンクリートで、パイプで上げると、盛り土とコンクリート構造物に変わったんですよね。先程も川村議員が縷々洪水の歴史的背景も言われました。私の家は不破でございます。昭和38年の水は床上3尺来ました。昭和10年、私は昭和27年の生まれでございますので生まれておりませんが、私の父親は大正15年の生まれでございます。昭和10年の水は同じ家でございました。38年よりか今程川村議員が言うたように、3,000t多い訳でございますので1m上がっておりました。当然、今のパネルの位置、計画の位置は当然つかる訳でございます。 議員皆さん、つくることに反対だと、一人も賛成してない、しかしながら条例がクリアしたら已むを得ん、確かにそうです、そういう意見が片やある。今の洪水の関係でも南海大地震はどうでしょう、800年前の地震の後まで追わえて今対策をしております。その中でダブりますが、川村議員と、日本に誇れる四万十川、市民憲章にも書いております、先祖が残したもんやと。そのことをどうか認識されて、だんだんと四万十市も人口が減ることが確実でございます。そのためにも四万十川を今のまま残して、外国から、全国から、観光に来ていただく、そういう街が望まれますので、どうしてもここで4haの大規模な四万十川の県道から川縁つくらす訳にはいきません。 どうか議員の皆さん、自信を持って、条例をクリアしとるんじゃない、クリアしてないんだと、最終的には意見が分かれるところでございます、その点については。やはり日本の憲法では三権分立でございますので、私は弁護士でも、憲法学者でもありません。それは最終的には司法の場で決着する話でございますが、私の35年間の行政経験の中では、どうしてもこれがクリアされちょるということは断じてありません。どうか皆さん、自信を持って、この陳情書を採択していただくことを心からお願いして私の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(宮崎努) 次に、趣旨採択に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 次に、採択に賛成の議員。 西尾祐佐議員。 ◆9番(西尾祐佐) 私もこの要望書に対しまして賛成する者として私の意見を述べさせてもらいます。 今回の要望書につきましては、皆様から様々な意見をお伺いし随分検討もいたしました。といいますのも、許可をする、しない、その後の不許可ができる、できないの話になりますと司法の判断に委ねられることになります。しかしながら、私はその文面だけでなく、市民の皆さん、関わる皆さんの思いをしっかり酌み取り、受けとめるべきだと考えます。 この件に関しましては、9月議会の一般質問でも議論されました。そこでは論点が条例をクリアすれば申請を許可するしか仕方がないという話になっていました。論点がそこになったので今回も許可という言葉での提出になったのではないかと思われます。しかしながら、本来の論点、要望は要望書を提出してきた皆さん、関係者、署名された方々の多くの思いはこの場所に太陽光発電を設置しないでほしいということだと思います。そうなれば、ほかにも方法はあるのではないかと思います。しかしそれは今回さておきまして、建設された後のことを想像したときに、市民の安心・安全、市民の利益を優先の観点から考えても、台風や増水時の市民の不安のたねになり、今後の将来にわたり市にとって、また近隣市町村にとっても不利益になることの方が多いと想像できます。 先程、上岡議員もありましたが、条例の条件等に関しましても数値等見直し、再検討するところなどもあるように考えます。許可をする、しないは市長の判断でございます。守らないといけないものに対しましては、しっかりと守っていく、許可をしないという、それだけ強い思いを持って取り組んでいただきたいと願います。 要望書の文面、それを論点にするのではなく、ここからあふれ出てくる本来の要望を受けとめ、市民の思いに寄り添った議論をすべきであると思います。今回はその思いを後押しすべく要望書の採択に賛成いたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(宮崎努) 次に、趣旨採択に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 次に、採択に賛成の議員。 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) 市民クラブの山崎でございます。 私は今回議会に提出されました要望書に対して採択に賛成の立場から討論をさせていただきます。 先程から、寺尾議員の趣旨採択の討論、西尾議員の採択の討論が行われていますが、2人とも私と同じ市民クラブに所属しており、自由な発言とわきまえがモットーの中平市政を支える与党の最大会派の議員でございます。表現の違いはありますが、その趣旨はいずれも島の宮地区へのメガソーラー建設には反対と受けとめました。とりわけ、寺尾議員の趣旨採択の討論につきましては、西尾議員も発言されましたが、執行部側の条例に対する取り扱い等理解を示され、また要望書の一部分に疑問を感じての趣旨採択であり、大いに理解できるところでございます。私は昆虫の中では玉虫が嫌いです。私は同じ与党議員の立場から、一歩踏み込んでの討論を行います。 私はこの計画が問題となって以来、何度も左岸側県道の眺望のよいところに立ってみました。そして、その計画の箇所にメガソーラーがある光景を想像いたしました。またそれを遮蔽するために、高木や竹が植えられた光景も想像をいたしました。メガソーラーが見える光景はとても四万十川には不自然です。また、高木や竹が植えられた光景は何回想像しても、どうしてもパネルが見えて遮蔽できませんでした。木は枝が枯れ、竹はささが落ち、風になびき、パネルは見えるようになるでしょう。ここを全国から来たウルトラマラソンのランナーが見て通ります。また、佐田の沈下橋や三里の沈下橋を見学に来た県外の観光客、外国の観光客が見て通ります。そうなりますと、言葉だけではなく、写真やドローン撮影による映像が全国・海外にまで発信されることが予想されます。そうなりますと、四万十川と共に発展してきた四万十市は、風評被害に見舞われ、将来が非常に心配されます。 そこで私は、独自で完全にパネルを見えなくするにはどのぐらいの高さの木や竹が必要か、それも常緑樹が必要です、冬に落葉する木ではパネルが見えます。その結果、県道と敷地の標高差と植栽がされる位置と一番遠くにあるパネルの位置の県道からの水平距離等が独自の解析の結果、そのような常緑樹は沈下橋や市道を通っての運搬が不可能であると判断をいたしました。現地で調達すれば別でございます。でありますから、条例にあります構造物での遮蔽につきましては、まずクリアができないと考えております。これが私が要望に対する採択の判断の一つの理由でございます。 もう一つの理由は、条例にはないかもしれませんが、地元の同意についてでございます。現在、計画位置から下流側の佐田地区の同意も、上流側の三里地区の同意もありません。計画に反対のようでございます。私も直接三里地区の皆様、そしてこの計画が許可されますと、続いて計画が持ち上がる可能性のある流域の大川筋地区だけでございますが、その地区の代表者であります区長さん方にお聞きをいたしましたが、ソーラー発電に反対するのではなく、現在の場所へのメガソーラー計画には反対という意見がほとんどでございました。下流側の佐田地区の皆様は防護柵や植栽により、洪水時に流れが佐田方向に向かってくる心配があり、大きな被害が予想されるからのようでございます。また、三里地区の皆様は防護柵や植栽による洪水時の危険性について大変心配をしています。これまでにも、現在の計画位置が浸水するであろうと思われる洪水があったので、それを考えると流木、流れてくる木のことですが、竹や草が多くひっかかり、防護柵や立木と一緒になって水をせきとめ、上流部の水かさが上がり、三里地区が浸水するとのことです。これまでにも三里地区は、何度か県道の冠水や家屋や農地の浸水等があったからこそ、今まで以上に水位が上がると甚大な被害が起こるとの心配があるようでございます。このことからも、地元の同意が得られないこの計画は、許可されるべきではないと考え、この要望書に採択の判断をさせていただきました。 最後に、計画書が提出されますと、執行部の皆様が粛々と条例に基づき審査をされるとのことでございますが、とりわけこの計画は長年パネル等が存在する計画であり、四万十川の景観はもとより、その後の地元住民の感情、そして多くの市民の皆様の感情を考えましたときに、より一層の慎重な条例による審査を行っていただくことを強く要求いたします。また、地元の同意のことも大きな審査の要件としていただくことを強く要求いたします。そして、将来の四万十市の発展、自然の中で暮らす市民の皆様の幸せ、子供や孫達が自然の中ですくすくと育つ幸せを願い、また四万十川に行ってみたい、暮らしてみたいという人達が増えていくことを心から願いながら、執行部の皆様のご英断を強く要望し、私の要望書採択に賛成の討論とさせていただきます。多くの上等議員の賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(宮崎努) 次に、趣旨採択に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 次に、採択に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) 他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) なしと認めます。 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 今回は、先に申し上げましたとおり、特殊な方式をとらせていただきますので、念のためもう一度申し上げます。 趣旨採択に賛成、採択に賛成、どちらも申し上げます。どちらかにご起立いただく、そういった形になりますので、いつものようにそれに対して賛成の議員だけ立って、あとはなしというものではありません。どちらかにご自身の意思を決めていただいてそれにご起立いただく、そういった採決方法になりますので、なお重ねて確認をお願いいたします。 それでは、これより本案について採決を行います。 陳情についての趣旨採択に賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮崎努) お座りください。 次に、採択に賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮崎努) はい、ありがとうございます。 採択の起立多数であります。よって、本案は採択と決しました。 次に、令和元年6月定例会より継続調査の陳情について決定を行います。 教育民生常任委員長報告の四万十市安並運動公園テニス場改修計画を作成するに当たっての要望については、全会一致で不採択であります。 本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり不採択に決しました。 次に、令和元年6月定例会より継続調査の所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告継続調査であります。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については、各委員長報告のとおり決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申し出があります。お聞き取り願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 令和元年9月市議会定例会閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は9月2日に開会をお願いいたしまして、平成30年度決算の認定、令和元年度補正予算など38の議案並びに追加議案1件につきまして、それぞれ慎重審議の上、適切なご決定を賜り感謝申し上げます。 追加議案として、私の給与減額を提案させていただきましたが、いま一度、臨時職員も含めた全職員に対し、今後このようなことが起こらないように服務指導を徹底すると共に、公務員倫理の確立に努め、一日も早く市民の皆様の信頼を回復できるよう傾注してまいる所存でございます。 また、四万十川の流域に計画されておりますメガソーラーについてでございますが、こちらにつきましても、四万十川の景観や自然環境への影響など、建設反対の要望書をいただいております。また、今程議員各位の中でもその要望書につきまして、採択という大変重い決断をしていただきました。まだ正式に申請はありませんけれども、今後、正式に申請があろうと思いますが、まずは申請内容を厳密にチェックをし、高知県四万十川の保全と流域の振興に関する基本条例に沿って慎重に判断してまいります。このことにつきましては、遮蔽であるとか、あるいは水位の計画高、そこらにつきましても慎重に審査をしてまいります。また同時に、もし申請があった場合には、事業者の方々には地区住民の方々に本事業についての丁寧な説明を行うよう要請を行ってまいりたいと思います。恐らくこの案件につきましては、不安なことだらけであろうと思いますし、先程申しましたように、遮蔽というものにつきまして、大変自分としても危惧をしておりますし、このことにつきましては専門家のご意見等々も十分にお聞きをした中で最終的な結論を下さなくてはいけないのではないかなと思います。 さて、来月1日から消費税法改正により消費税率が10%に引き上げられます。それに伴いまして、飲食料品など一部商品に対する8%の軽減税率やキャッシュレス決済によるポイント還元制度が導入をされ、プレミアム付商品券の購入・使用も始まります。 また、10月1日には、横瀬川ダムの湛水式が予定されておりまして、本格的なダムの運用が始まります。 このように、様々な制度が本格実施を迎えようとしておりますが、こうした制度等がスムーズにスタートできますよう市としても努めてまいりますので、議員の皆様におかれましてもご理解・ご協力を賜りますようお願いをいたします。 更に、来月20日には第25回四万十川ウルトラマラソンを行うこととしております。全国各地から約2,500名の選手をお迎えして秋の四万十路を疾走していただきます。議員各位におかれましても沿道での温かいご声援など、よろしくお願いをいたします。 朝晩はすっかり秋の気配が感じられ、気持ちのよい季節となりましたが、日中は、まだまだ暑く、夏の疲れが出やすい時期でもありますので、議員の皆様におかれましては、ご自愛の上、元気でご活躍されますことをお祈りいたしまして閉会のご挨拶といたします。どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。 ○議長(宮崎努) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて令和元年9月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。              午後3時45分 閉会...